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芸能人といえば、一般人の何倍、何十倍もの年収を稼いでいるという印象だが、それは一部の成功した芸能人だけ。駆け出しとなれば、一般人以上に給料が安いのだ。実際どれくらい安いのかというと……。
あるアイドルがパーソナリティをつとめるラジオ番組の相談コーナーに、女子中学生のリスナーから「芸能人になるためにはどうすればいいのか?」という質問が来たのだという。そのアイドルは、「もしもオーディションに落ちても自分を責めず、気にしないこと」と答えたのだというが、本音は違ったようだ。
本当は「小さい頃から貯金し、売れないあいだをしのぐこと」と言いたかったのだという。実際には、それだけ金銭的に厳しいのだ。
よく「吉本興業の初任給は500円」という話を聞く。しかし実際には月給ではなく、舞台1回分のギャラが500円なのだという。ただ月給であろうが、舞台1回であろうが、それでは暮らしていけるはずもない。
一人前になるまではアルバイトなどで、なんとか生活していくようだ。しかしそれでは芸を磨く時間がないということで、先輩や彼女の家に転がり込んだり、消費者金融でお金を借りながら自転車操業をしている芸人もいるのだという。
ガレッジセールのゴリも、消費者金融を利用したクチだ。その借り入れがゼロになったのは、デビュー10年目のこと。2004年にバラエティ番組、『ワンナイR&R』でゴリが「ゴリエ」としてブレイクしたころだったのだという。
お笑い芸人だけではない。グラビアアイドルの現実も厳しい。芸がなくても「かわいい」、「胸が大きい」などの要素があれば1年目でも仕事はある。ほかにアルバイトなどできないほどの忙しさなのだという。
でも、仕事がそんなに忙しいのであればそこそこ給料をもらえそうな気が……と思うが、全然そうではない。たとえば小倉優子の場合、初任給はわずか3万円だったのだという。たったの3万円だ。
なぜならば、仕事はあるものの単価が安いからだ。発行部数の多い雑誌のグラビアに出れば顔は売れるが、ギャラは0円。交通費や、撮影に同行するマネージャーの人件費も考えると、じつは事務所側が3万円を払うことすら大変なのだという。
冒頭のアイドルは、芸能人を目指すなら「実家暮らしか、あるいは仕送りのある学生時代に挑戦すべき」と言う。そりゃごもっともな意見だ。そこまで安いとなると、デビュー数年売れずに、AVに転向するグラドルがいるのも納得できてしまう。
しかしそれでもやはりスターを夢見て、芸能界に飛び込んでくる若者たちは後を絶たない。とりあえずは、こういった厳しい現実をちゃんと理解してから、挑戦することをお勧めしたいところだ。(参考元:東京スポーツ)【Y】
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